
2022年北京オリンピックが開催されています!
その中でも個人的に気になるのが「スピードスケート」です。4年前のオリンピックで小平奈緒選手や高木美帆選手などが活躍してくれた種目ですよね。
ふんわりとしかルールを知らずに応援するのと、しっかりと把握して応援するのでは熱の入り方が全く違ってきます!今回はルールや種類、疑問までを含めて解説していきたいと思います。
スピードスケートのルールや種類
スピードスケートは「個人競技」「団体競技のチームパシュート」「着順を競うマススタート」の3つに分けられます。詳しく解説していきます!
個人競技(ダブルトラック)
スピードスケートの個人競技は、2名の選手が一周(400m)ごとに、レーンの内側と外側を交代しながら滑走する競技です。詳細は以下の通りです。
短距離 | 男子・女子 | 500m・1000m |
中距離 | 男子・女子 | 1500m |
長距離 | 男子 | 5000m・10000m |
女子 | 3000m・5000m |
団体競技(チームパシュート)
チームパシュートは団体追い抜きとも呼ばれ、2つのチーム(各3名ずつ)が縦に並び競い合います。ゴールは一番うしろの選手がゴールした時点になるため3人の阿吽の呼吸が大切になってきます。
男子 | 400m×8周 |
女子 | 400m×6周 |
マススタート
マススタートは2018年から正式種目にされた、多数の選手が一斉にスタートして競い合う競技です。着順によりポイントが付けられ、決勝は16人が一斉スタートするため迫力満点です。
怪我防止のために1周目はゆっくりめだが、ラストの1周は猛スピードで滑走するため最大の見所となるでしょう。
スピードスケートに関するよくある質問
知ってるようで知らないスピードスケートに関するよくある質問を集めてみました!
スピードスケート選手はなぜゴール後すぐ脱ぐのか?
スピードスケートでよく見る、フィニッシュの後すぐに頭のフードを脱ぐ行動。脱がない選手はいないと言うほどの確率ですよね。
その理由は、着ているスーツの問題です。
伸びにくく非常にしっかりとした素材のスーツのため、滑走中の前傾姿勢のときは良くても直立すると突っ張り具合が半端ないため、ほとんどの選手が脱ぐということです。
スピードスケートの使用されるスーツは、姿勢保持の機能が取り入れられたり、靴のブレードが鋭く転倒した場合に非常に危険なため首や膝裏などの重要な部分にはより切れにくい素材を使用されています。
スピードスケートはなぜ夜遅い時間に行われたのか?
2022年2月13日に行われたスピードスケート女子500mが異例の夜10時にスタートしました。
なぜこんな遅くにスタートしたのかというと、優勝候補のエリンジャクソン選手のスポンサー問題のためです。
アメリカのスポンサーのため、アメリカ側の未明から明け方を避けたという形になっているようです。選手たちはこんな遅くにコンディションを整えるのは大丈夫なのでしょうか・・・。
スピードスケート選手はなぜサングラスをしているのか?
スピードスケートは、スノーボードなどと違って屋内なのになぜ全員サングラスをしているのか?という疑問をよく耳にします。
その答えは、氷の破片や風圧、反射から目を守るためです。
スピードスケートは驚異の速さ時速60kmで滑走するため、裸眼だと風圧で目を開けてられないしもし氷の破片が飛んできて目に入れば大変です。
スピードスケート選手の中での鉄板アイテムは「オークリー」のサングラスだそうですよ♪
まとめ
今回の解説でスピードスケートにはいろんな種類やルールがあることを把握できたかと思います。
スピードスケートは、単にスピードだけを競うものではなく持久力はもちろん、相手との駆け引きや団体戦での仲間との息の合う走りが大切になってきます。
ルールを知ることで、より一層楽しんで応援ができると思いますよ♪